黒姫便り 06.10.20. |
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すっかり秋の模様になりました。 ウルシの葉が赤く染まり、ウリハダカエデは黄に、紅葉も色づき始め、白樺の葉はほとんど落ち、地面は葉に埋まり、落ち葉の間からはもっこりとムラサキシメジがさわやかな紫色を覗かせています。 木々に覆われていた畑にはやっと、まぶしく陽光が差し、無理やり受粉させられたズッキーニがもう遅いよと言いながら実をつけています。3本収穫。ケール、ルッコラはまだ青々。大根の葉が作物らしく大きくなりました。細腕ぐらいのが5本位取れるかしら。 近所の人が、とうとう餌付けに成功しましたと誇らしげに、「タヌキがいつも夕方、二家族5,6匹来るんです。」と。来ました来ました我が家にも、かわいい子タヌキ、多少警戒するも人を恐れず、のこのこと散策、畑をちょっとほじくったりして、確かに可愛いでしょう。 |
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ベランダの給餌台のヒマワリで小鳥を集めて楽しむ私も自然環境を崩す一人には違いありません。 我が家のヒマワリも今年は小鳥が大集団で集まり、特にゴジュウカラが堂々と餌台で食べ、夢中になって森にすっ飛んで行きます。ヒマワリを蓄えているのかもしれません。また大きめの糞が手すりについているところを見ると、カケスかイカルかシメか大きい鳥が来ているのかも知れません。消費量は日に日に増加し、我が家も大変です。一方で、野鳥の成人病があれば心配されます。 こんな風に楽しむ傍ら、熊騒動は相変わらず続いています。小動物を呼べばきっと熊さんも黙っていないでしょう。なにか美味しいものがあるのでは、きっと様子を見に来る違いありません。 信濃町教育委員会では子供たちの通学の安全を図る為、ケイタイに熊情報と不審者情報を発信しています。町中熊に遭遇しないように、ぴりぴりしています。 今年の熊情報を見てください。不審者情報は省いてあります。(下記参照) 長野県では昨年56頭が今年は9月末までで289頭が駆除され、絶滅危機を避ける為の保護計画で定めた捕殺数をすでに2倍程に達しており、県は猟友会に自粛を申し入れているそうですが、人家に現われ人を襲ってしまえば捕殺されるのもやむ得ないのでしょうが、もっと熊を研究して、熊が里に下りてこないようにしなければなりません。熊の保護活動はうまく行っていないようです。 今年も長雨で山の幸が少なく熊が下りて来ていると言うものの、年々里の目撃情報が増えてきているようです。やはり人間が野生動物に禁断の味(実)を教えてしまったようです。野生動物との棲み分けが大切で人間が謙虚にならなければ共生は難しいことでしょう。 以前は鳥がベランダに集まるのを見てか、リスが来ていましたが、今やそれが猫に換わり、いづれは熊になったりして、どうしよう、熊の気持ちが分かる爺になるか一撃を食らうか、どうかな。 |
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件名 : 熊情報過去分
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