黒姫便り 06.08.21.

暑い暑い夏、いかがお過ごしですか。

黒姫の残暑は何ざんしょ、日本海側の暑さは関東に勝るとも劣りません。今日は27℃から21℃と、えっ、それ所ではないわ、そうかもしれませんが、森の住人はなよなよです。今年は暑い。残暑御見舞い申し上げます。

長雨の梅雨が7月30日に明け、それからは連日の晴間、6月に播いたルッコラは絶えてしまい、その後に播いたのが育ち、小さいながら若芽が伸び、紋白蝶が舞い、今までなかった青虫がルッコラにつき、無農薬、虫だらけ。気持ち悪くて触れなかった青虫がやっとの事で素手で掴めるようになり、つぶしています。私が駆除したはずの畑を連れは尚も青虫をつぶしています。青虫の成長はあっと言う間なのかしら、どうも僕が見逃しているみたい。

キュウリは十分の収穫、モロッコインゲンはまずまず、でももう枯れてきました。ズッキーニはもう一回花が咲くかどうか、ひょっとしたら実を付けるかもしれません。次から次へとの収穫を期待するなら実が大きくなり過ぎないように、こまめに収穫することが大事でそうですが、ついつい見落とし、お化けキュウリや超大インゲンや30cm大のズッキーニが出来てしまいます。このようにすると枯れてきます。野菜つくりはこまめが大切です。

庭では紫と白のホタルブクロや黄と赤のツリフネソウや白や黄のほわほわした花が咲き、今日は何という蛾だか分かりませんが、その写真をお届けします。

夏のさなかは何時もウグイスがケキョケキョと鳴いていたのに、どこかに行ってしまい、
庭のウワミズザクラの実が黒く熟し始めヒヨドリとメジロが競い合って食べ賑やか。ベランダの給餌台にはヤマガラの夫婦が毎朝訪れ餌があるかどうか確かめています。稀にシジュウカラも顔を見せます。そろそろ山を降りて来るのでしょう。

夕暮れが早くなりました。もう虫の声が聞こえてきます。

里のトウモロコシ畑は電柵に守られて瑞々しい実をつけていますが、相変わらず熊さんが徘徊しているようです。稲穂の実りはちょっと遅れているのでは、まだ頭を垂れていません。

時は確実に流れています。季節は繰り返しますが、同じではありません。我々は過去のケジメをしっかりとつけて、未来に向かって行かなければならないのに、平和のために。Imagine。頼みます。



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