黒姫便り 22.02.09.


久しぶりの大雪です。確か2015年かな、この時の黒姫便り15.02.03.を見ると大変な雪だったようです。と言うことはは7年振りの大雪、長さ2mの植木支柱を刺して実測したとこの180cmの積雪でした。屋根には60cmを越える雪が積もり、降雪が続いた為、残っています。住んでいれば屋根が暖まり落ちやすいのですが、しかも屋根を頑丈にしようと垂木の幅を30cmにして断熱材をしっかり入れたせいで屋根が暖まらず雪が落ち難くくなったようです。薪ストーブでログが暖まれば積もった雪は落ちるのですが寒さが続き中々落ちません。暖まると突然みしっと小さな音が数回出て雪にひびが入り、雪がずれ始め、地響きを立てログを揺るがし落下します。毎度のことながら地震かと驚きます。ところが屋根の雪は素直落ちず残ってしまい、その塊がいつ落ちるか心配です。煙突を撒き込んだら大変、電線を切ったら大変と思いながら、まあ良いかと、今まで無事に過ごしています。

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もっこりと積もった屋根雪がなんとも微笑ましく感じます。木々に積もった雪は伸ばした枝の先にへばり付きその雪が雪を呼び塊となって重さに耐えられなくなった枝は折れてしまいます。常緑樹のモミの木の枝はしなやかで枝が垂れても折れることなく先が雪に埋もれても春には元に戻るしぶとい木です。小さな木は雪に埋もれてしまうか、それより大きな木は枝の先に雪が着き雪面に枝が触れると雪が枝と雪面を覆い枝が曲がりがんじがらめに固定され折れてしまい、なかなか成長しません。しかし雪面につかまった枝はウサギなどの動物の餌のなり、お互いに厳しい冬を耐え抜いています。

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我が家の私道は除雪をお願いしており、舗装路ではないので圧雪状態の除雪で優しい運転でないとスッタクしてしまいます。除雪の方は深夜から明け方まで降雪の度に働きずめ、感謝しております。こんな雪多い場所でも根性で町道から100m以上離れた自宅まで自力で除雪されている方もいます。

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除雪された道はノルディックスキーを履いて北京オリンピックをイメージしながら、と言う訳には行きませんが、なんとか楽しみました。

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つかの間の青空、牧場から黒姫を望む。

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到着した夜、空になった餌台にヒマワリを入れて置くと、全く鳥の声など聞こえなかったのに何処からとなく、大抵一番乗りはヤマガラが来て、あっという間に大集団が餌を食べに来ます。シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ。ベランダに積もった雪は1m除雪が大変。

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このカケスは二人で、鳥って大抵つがいで行動するんですね、一羽がヒマワリを頬張って奥さんに持っていくみたいです。

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アカゲラも苦労してヒマワリをつつきます。美味しいかどうかわかりませんが。こいつは一人です。

窓から観察はしていますが、なかなか動物に出逢えません。ただ足跡で誰がいるか分かります。今日私道を横切ったリスの足跡を発見、いつか餌台に現れるのを期待しましょう。キツネやウサギの足跡は発見できます。

ウイルス騒動は責任を取る人が居ないから決められないのか、戦後の総括も出来ない日本人は、なる様にしかならない、お天道さま頼り、神頼み、ちょっと情けない。子供たちの失われた時間をどう取り戻すか、年寄りの1時間と若者の1時間は100倍も1000倍も違うのだ。。。

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