黒姫便り 19.02.05.


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晴れ間の黒姫、妙高と良い感じでしょう。

この冬は雪が多いのか少ないのか、1m20cmと積もっていた雪は前日のまとまった雨で痩せて90pになってしまいました。

気象庁のデーターを見ると昨年は70cmだったので今年は少し多いようです。寒暖の差が激しいのか積もった雪の断面を見ると数か所、雨に降られたザラメ状の雪がありました。この雪がログの屋根にへばりつき70cm位の厚みになっており、留守していた部屋に薪ストーブが焚かれ、突然雪が大音響を伴って落下、いつも経験しているのに驚いてしまいます。

この重い雪は樹木を痛め、リョウブの木2本が倒れ、太い松の枝1本が折れ、背の高い細めの松が雪の重みに耐えかねて屋根に寄りかかっていました。春の木々の雪折れが心配されます。

私道は除雪車のお陰で丁寧に雪が掻かれ、ほど良い雪面で、今日も細いノルディックスキーをはいて50mほどに道を行ったり来たり運動をしました。そんな道にウサギやリスやイタチかタヌキかネコか足跡が横切っていました。

雪に埋もれた景色は別世界、部屋からベランダを見ると本当に雪に埋もれています。昨日気温が8℃にも上がり驚きました。ベランダの雪を取り、もう春のような景色になってしまいました。

こんな日には大抵リスが餌台に来るのですが、まだ来ません。もっと美味しいものがあるのでしょう。ログの近くリスが駆けているのが窓越しに見えました。

ヤマガラ、ゴジュウカラ、シジュウカラは常連ですが、最近カケスが仲間に入って来ました。羽先が青いハト大の鳥です。コガラ、ヒガラは見受けられません。どうしたのでしょうか。餌台の観察はWEBカメラでチェックしています。

先週TVで話題になっていたヤマネ、そういえば我が家にも以前現れました。その記事は、黒姫便り14.04.08.(クリックでこのページに移動します)あれから出会うことがありません。夜行性で会うのが難しとのこと、いひょっとしたら玄関上の巣箱に冬眠しているかもしれません。いつか動物カメラを仕掛けてみようと思います。

2月の雪はパウダーで一番良いはずですが、この気候で重い雪で被害がでるかもしれません。気候だけでなくあらゆる面で変動が起こる地球になってきました。気をつけながら新しい経験を冷静に噛み締めましょう。

追記)この便りを書いた翌朝曇り空にリスが餌台に来ました。1時間近くも食事をしたりのんびりと手すりで休んだりしていましたが、近くにカケスが来ておりそれを気にして手摺の角にいたのかもしれません。リスが離れるとすぐに鳥たちが来て、仲良くヒマワリを食べているようです。次の日の朝ヒマワリを食べたリスが雪面に飛び出し、追って見ていたところ、2匹が松の幹をぐるぐる回って追いかけ戯れていました。夫婦かな、兄弟なのかな。

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