まだ芽吹きは始まりませんがフキノトウはつぼみを膨らませています。森の雪は斑模様。除雪の雪山は3mほどの高さ、雪は底の方から痩せていくように溶けていきます。雪融けでも地面はカラカラに乾燥しています。
ある朝方、小鳥達が幼稚園のお遊びの時間の大騒ぎのように森中けたたましいほどの鳴き声、騒々しさに驚かされました。シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、アカゲラ、アオゲラ、イカル、クロツグミ、ビタキ系、などなど、とくにアトリの集団が大騒ぎしていたようです。昼間ではキジは犬が首を絞められたようにキャンギャンカンと鳴き、夜中ではトラツグミがピーピーと鳴き、不気味な感じがします。森全体が春の喜びを力の限り表しています。のんびりとウグイスが鳴き、今にこの暖かさで一斉に木々は芽吹くでしょう。芽吹きの音が聞こえそうです。
冬場に大事にしていた白樺が倒れ後片付け、根元をきれいにチェーンソーで切断すると、その切り口から水が滴り落ち明け方の冷え込みで凍りつき美味しそう、口に入れると冷たい氷、口の痺れやかぶれはありませんでしたが甘さは感じられず、単なる水のよう。木々は力強く芽吹きを向かえ活力を吸い上げているのだと、ひしひしと感じられました。
今年の雪は湿った重い雪だったせいか、白樺が倒れただけではなく、我が家の白樺3本の梢が折れ、次第に白樺が滅びていく状況になっています。
玄関上の巣箱には相変わらずけたたましいジージーという激しい鳴き声聞こえてきますが、どうやらヤマガラがもわっとした毛のようなものをくわえ巣を作っているようです。上手く雛が育つと良いのですが。
人間界では次から次へと問題だらけ、どろどろとした人間の絡み合いが本質を見失って虚偽の世界であらゆることがうねりあい救いようのない動き、何を目指すか、皆それぞれ、だがそれが解らない、、、、、、、、、、、、、まあ、このところいい天気が続く、ありがたいことです。
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