黒姫便り 25.10.03.


やっと秋の気配、肌寒さを感じる様になりました。毎日報道で熊の出没が取りざたされていますが、我がログでは有機廃棄物処理のコンポストが如何せん野生動物を招き入れる事になり、こちらも手を変え品を変え色々と努力はしていますが、なんと、ご覧の通りコンポストの回して止める蓋が開いているではあーーりませんか。一大事です。どなたか丁寧な作業で、ここの残飯は底の方で土にかき混ぜられ土に同化した物、美味しくないでしょうに、どこのどなたでしょうか。クマ?イノシシ?タヌキ?キツネ?アナグマ?ネコ?いづれにしても蓋が開いています。先月のトレイカメラが捉えた画像を載せておきます。アナグマが一番怪しそうです。

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夜10時過ぎ、私道脇畑に現れた熊

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多分、アナグマかな、タヌキよりスリムで何となく器用に蓋を開け軽々と中に入りそう。

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もしイノシシだったらコンポストを転がすでしょう。逞しい。

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勝手に育ての畑は成長を止め、しょぼけたモロッコインゲンとエダマメを採集、有難く食し早々と終了。不作は暑さと水不足が原因だったかもしれません。

このところ夜は雨が降りキノコが出て来ました。森をかき分けてキノコ狩りを楽しむには熊の事もあり、見回るのはログ周りの庭にあるキノコのみ。白は毒のテングダケ、赤は食用のタマゴタケです。他に色々なキノコが生えていますが判りません。

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まだまだ緑の濃い森ですが枝の先が枯れかかったり色づいたりして紅葉の兆しが出て来ました。

給餌台にヤマガラやシジュウカラが群れを成して集まり、秋の訪れが感じられます。リスはいるはずですが、未だ見かけません。アオゲラがログを突いています。

毎朝、玄関から外に出る時、ドアをバッタンと乱暴に開けて存在を表わし、フライパンをカンカンカンとを叩いて音を立て熊に出くわさないよう用心しています。油断大敵、万が一遭遇した時、どのように闘えば良いのでしょう、いやいや大人しく、こんにちはと挨拶して、またねーで別れれば良いのです。

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コンポストは更に鉄棒を周りに縛り付け、これでもかと補強し、最後に入り口も塞ぎ、カメラをセットしました。10月の獣の姿を監視します。誰が徘徊しているか楽しみです。

巷に現れるアーバンベアーは人間の食べ物の味を覚えた熊で人を恐れないと聞きます。捕獲してお仕置きをして遠隔放獣も、また戻って来て効果が薄そうです。人を殺めた熊は駆除するしかないでしょう。可愛い熊ではなく獰猛な熊でしょう。

この世の中、ログの周りの小さなことから地球上の色々なことで心配やら好奇心やら、憎たらしい指導者の行く末を確かめたく、ワクワクしています。