黒姫便り 25.02.03.


私道は除雪をお願いしており、圧雪された路面は締まりタイヤは雪面を捉え安心して山荘に到達することができます。除雪車がかき分けた雪は路肩に60cm程の壁になって、森の積雪は95cm位久しぶりに雪の多い冬になっています。除雪の山は3mは越え、雪を固めながら頂きに登ると森は白一色美しく、雪面を見るとキツネかイヌかネコかイタチか、タヌキか、ウサギかリスのか所々足跡がついています。静かな森です。

クリックで拡大
クリックで拡大

ベランダ下に仕掛けて置いたトレイカメラになんとリスが何かをくわえて小躍りして通り過ぎた姿が捉えられました。何を運んでいるのでしょうか。ログの周りにリスが来ているのは、上手くすれば餌台にヒマワリを食べに来るかもしれません。

山荘に到着した翌日、補充をしましたが、鳥たちは中々現れません。数日経ち餌台に集まりました。変化の乏しい雪の森に鳥やリスが来れば楽しいのですが。

クリックで拡大
クリックで拡大

細い高さ5m程のズミの木にヤドリギが黄色い実を付けています。この辺りでは大きなウダイカンバの高い枝にヤドリギを見かけるのですが、こんな低木に根付くことがあるのですね。雪面に橙色の実が混ざった糞を見かけることがあり、多分シメかイカルかが飛び交っていて、たまたま糞をしたのか生えて来たのかも知れません。

クリックで拡大

週末大寒波が襲い大雪になるとの予報で急遽山荘から脱出しました。厳冬期、家を空けるのは大変です。水回りの凍結対策に手間が掛かります。ボイラーのお湯周りの水抜きと水道の水抜きの作業があります。

単純には水道管の水抜を行う為、止水栓を締めるだけなのですが、蛇口の水抜きトイレの水抜きなど神経を使います。これも冬場の確実さが求められる一連作業で山荘維持の楽しくも厄介な仕事になります。

黒姫便りIndexへ