黒姫便り 23.05.07.


ヤマザクラの花吹雪、コブシの白い花、山菜の季節です。コゴミは育ち過ぎて葉を開きシダになって食べられません。ゼンマイは丁度採り時、ワラビも芽を出しています。我が家のあの美味しいコシアブラは、葉が縮れて芽が伸びていません。極端な暑さと霜に遭って成長が止ってしまったのでしょうか。タラノメも同じように芽の先端が傷んで居ましたが食べるには丁度良い具合で、幸い別のコシアブラは葉が揃って食べごろでした。気温の極端な差がそれぞれの植物に影響を与えたものと思われます。ギョウジャニンニクが茂るほど育ち、ニリンソウは地面を埋め尽くしています。まあ何とか天ぷらにする材料はそろい、春の精を美味しく頂きました。

クリックで拡大

連休の前半は素晴らしい晴れ間が続き、勝手に育ての畑作りに拍車がかかり、雪で固められた固い土を掘り起こし、ストーブの灰を撒き、堆肥をすき込み、この埼玉で育てた苗、インゲン、キュウリ、ズッキーニ、トマトなど植え終え、ダイコンやエダマメの種を蒔き、すっかり畑の姿が現れ、完成しました。良い具合に翌日雨が降り出し、いよいよ実りを待つだけになりました。体中の節々が悲鳴を上げています。次回は草に覆われて作物を探さなければならないでしょう。

クリックで拡大

ちょっと庭の草花の様子を紹介しましょう。これはニリンソウの中央はショウジョウバカマ。ニリンソウはおひたしに。下の写真はギョウジャニンニク。

クリックで拡大
クリックで拡大

フキノトウには雄花と雌花があって雌花はタンポポのの様に綿毛になって飛んで行きます。

クリックで拡大

これはヒトリシズカ。結構一人だけではなく数株集団になっている所もあります。またまだ色々な花が咲いていますが名前が判りません。

クリックで拡大

ログは緑に覆われ静かなたたずまい、黒姫山は手前から見ると雪は取れていますが北斜面は雪が残っているとのこと、残念なことに牧場の牛の放牧に出逢えませんでした。

クリックで拡大
クリックで拡大

巣箱にはシジュウカラが一組入っており、給餌台には時々鳥たちが訪れ、リスは姿を見せず、寂しい思いをしています。気候変動、地殻変動、国家間変動、どのような世界、地球になって行くのでしょうか。

黒姫便りIndexへ