黒姫便り 23.04.02.


えっ、もう春なんですか。今週は素晴らしい天気が続き森に残った雪の島がみるみる内に痩せ衰え消え去り、枯れた落ち葉の茶色の地面になりました。

雪融けの至る所から水が湧き出し、幾つもの水筋が太り沢となり、ささやくような水音から森を覆いつくすような轟音になるような雪融けの響きは無く、静かな森です。

春を迎えた木々はこの暖かさを活力として蓄えて静に芽吹きを待っています。ギョウジャニンニクが芽を出しカタクリが芽を出し始めました。コゴミはまだです。

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牧場の雪は消え、道の脇に森の陰にフキノトウが雪融けの春の訪れを高らかに告げています。

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林にリスの姿がありました。給餌台には鳥たちが集まり、2羽の鳥が狂ったように追いかけまわし、巣箱を覗いたりして巣作りの準備をしています。夜は夜で獣たちが活発に動き回っているようです。

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数頭のイノシシが牧場も森も畑も庭も土を掘り起こしてミミズなど餌を探して徘徊しています。

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下は3週間前はまだ雪におおわれた白い森に来たタヌキ達。

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一か月も早い春の訪れで今までの流れが狂いだし今後の気候がどうなっていくのか心配ですが、世界の流れが急速に春に向かって行くことを願うばかりです。来月は畑作りで楽しくなりそうです。

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