黒姫便り 22.05.20.


大雪で押さえつけられた草木が起き上がりログはすっかり緑に包まれました。雪が融け芽吹き新緑の時を迎えました。5月初め野菜の苗を植え後は収穫を待つのみの気分でしたが、連休開けごろから寒の戻りで霜が降り、毎年の事、埼玉で育てた苗が植え頃で早々と植えて、案の定キュウリは消えてしまいズッキーニやモロッコインゲンは霜焼け、しかし残った苗は辛抱強く暖気を待っています。いつも苗作りは5月からを忘れてしまいます。

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ルバーブは宿根、もうこんなに大きく育ってきました。道の駅で販売されています。我が家も一束位収穫できそうです。ジャムになります。

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森の中の我が畑は日当たりが悪く木洩れ日の畑で、日照の改善の為思い切って50年物のウワミズザクラを伐採しました。これでに日差しが少し良くなるでしょう。しかし、隣の西側に高木が茂り直射日光は限られた時間しか射しません。まあそうは言うものの作物の出来具合が楽しみです。切り倒した丸太は薪に生まれ変わり、加工作業は骨身にしみますが、冬場の暖を授かり感謝しています。この木の実はツキノワグマが木に登って熊棚を作って食べるます。南の空が広くなって星が見やすくなりました。

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白樺の幹をバックに、白いほわっとしたモップのような花が、ウワミズザクラの花です。この時期木々の多くは白い花を咲かせています。ズミの花、ベランダ前の木の花、15m位の木で梅大の実がなる白い花など、名前不明の木ばかりです。

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草も花盛り、カタクリは種を付けその種は蟻りが運び増えるとか、ニリンソウは白い花を付け茂っています。紫色のラショウモンカツラとかヤマエンゴサクとか、他に黄色い花や白い花とか、賑やかに草花が咲いています。

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ラショウモンカズラかな
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ヤマエンゴサクかな
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黒姫山の谷筋は残雪、山頂は雲の中。


大雪で痛めつけら折れた枝にも芽を出し力強く起き上がっています。しかしブルーベリーは折れ朽ちて今年は大胆に剪定して身丈を低くして仕切り直しにします。それにしても隣のモミの木が日陰を作って邪魔です。年々木々は育ち、森全体がまた一回り大きくなったようです。

リスは来ていませんがベランダにはヤマガラとシジュウカラが機嫌を伺いに来ています。リニュウアルした巣箱には鳥が来ている気配がありません。入り口の穴が小さかったのかな。ハチの巣点検で発見、ログの軒にスズメバチが巣を作り始め、女王バチが巣作り中でまだ付け根だけで巣の形はまだ、スプレーで追い払い削り落として排除しました。この時期はハチの巣チェックは欠かせません。ダンボール箱、棚、薪置き場など要注意です。

直播きの野菜の芽が出始め次は虫との攻防が始まります。次回の山荘は雑草が生い茂っていることでしょう。

さて人間世界はどうなっているでしょうか。一方の武器商人が蠢きだすとややこしくなります。ほのぼの9条の国が説得したいものです。

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