黒姫便り 21.06.10.


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今週は梅雨前の晴れ間に恵まれ山荘周りの作業に明け暮れました。ホトトギスが深夜でも鳴き、昼間はカッコウまで鳴き、他の鳥の巣を狙って、托卵を企てているよです。陽が射すとカエルやハルゼミがケコケコ、コロコロ、カラカラと大賑わい、静ではありません。山の変わりやすい天気、突然太陽が隠れると瞬時に静寂に包まれます。

5月始めに植えた野菜は獣たちに食べられることはなく順調に育っています。キュウリは気温が低いせいかやっと本葉が出そろった状況。モロッコインゲンは細いつるを伸ばし、ズッキーニは小さな蕾が着き始め、木々に囲まれ限られた日照しかない残念な畑ながら作物は根を張っています。

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梅雨前ピンクの花、タニウツギが緑に浮かび上がり田植えの時期を知らせる植物とか、何かに書いてあったよう。自生のガクアジサイやヤマボウなど咲き始めています。草花は地場のものか園芸種のものか色々と咲き、私には分類できません。

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黒姫の雪は消え、戸隠や妙高にはまだ白いものが残っています。牧場は放牧が始まっています。

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我が家のルバーブ。タデ科ダイオウ属多年草。植えて置けば毎年出てきます。茎が緑と赤があり、程よい酸味が美味しいジャムが簡単に作れ人気です。以前農家から頂いたものと、種で育てたものが所狭しと育っています。株分けでも増やせます。

この時期道の駅しなの【地場産品直売所いっさっさ】で手に入ります。

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私道は色々なかわいい花が咲き野原の雰囲気が素敵です。手入れ不精のズクナシ山荘です。

あれだけ楽しみにしていたリスはまったく姿が見えません。巣箱に来ていたヤマガラも姿が見えません。ログを建てた20数年前、この森は雑木が密に生えて人手が入らない放棄状態でした。それが今は、木々が成長し、開発が進み人間の好みに応じて木を伐り選び自然が薄れてきたようです。まあこれも自然の成り行き、そのうち動物たちも気軽に来るかもしれません。

コロナワクチン接種が進み安心して皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

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