黒姫便り 21.02.04.


雪が一番美しい時です。夕方から明け方まで音もなく雪が舞い、朝日にきらめく白と黒の木々の森は全ての下界の煩わしさを忘れさせてくれます。まさに巣ごもりの厳戒令下にふさわしい場所と言えるでしょう。

深夜に除雪車が雪を掻いて、有難いことに、どうにか車の移動を可能にしてくれます。私道は雪が押し寄せられ4mもの高い雪山で行き止まりになります。砂利道なので積もった雪をきれいに取ることは出来ません。圧雪道になれば車は抵抗なく動かせるのですが、温暖化傾向で大雪となっても雨が降り、気温差が激しく雪が緩くなって凸凹の道になってしまいます。

窓を通して何気なく庭を見ると、動きのあるものは意外と目に入って来るものです。今回はやっとリスが樹木を渡り歩いた姿が確認できました。うれしい目撃です。しかし足跡は分かりません。リスに味わってもらおうと立ち寄りそうなミズナラの元にヒマワリを撒いておきました。これで美味しさを知ったら、きっとベランダの給餌台に食べに来るでしょう。ここ一週間音沙汰はありません。ここに来る小鳥たちの誰かがリスさんに餌台があることを教えてくれたなら来るかもしれません。雪面に撒いたヒマワリはカケスが丁寧に食べてくれました。

他に目に入った動物は黒っぽいウサギのように駆け抜けた、イタチかな、分かりません。足跡はウサギ、キツネ、タヌキ、イタチかネコかイヌか分かりません。

シラカバにアオゲラが何やら突いて食べています。餌台にはヤマガラ、シジュウカラにコガラが写っています。他にゴジュウカラと、いつかここにリスが来ることを楽しみにしていましょう。

山荘には車で移動、人との接触は極力避け食材など買い物は地元で済ませ、外食もせず密を避けています。ウイズコロナで生活出来る様にするには無理なのでしょうか。

一週間の気温の変化は-10℃から+7℃、積雪130cm、雪と雨が降りました。

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