黒姫便り 20.11.11.


秋から冬へ寒くなってきました。妙高の頂は白くしっかりと雪がついています。昨夜の雨は山荘ではみぞれ、黒姫山や霊仙寺山はうっすらと雪になりました。冬が徐々に降りてきました。

森は早々と葉を落としてしまい冬を迎えた木々と、我慢して葉を残していた木々が混在し、密から祖になって、晩秋を鮮やかに赤や黄に染め、意外と美しい紅葉を楽しませてくれています。

庭は紅葉の落ち葉に埋もれ、畑は霜や霜柱に耐えてダイコンが青々と育っています。もっと大きくなるのでしょうか。種まきをもっと早くしていれば今頃大根おろしが食べられたかもしれません。

小鳥たちにやるヒマワリは山荘にいる間だけですが、無くなるとジイージイーとうるさく催促しているように鳴き、次の日に我慢させねばと思いながらつい補充してやり、怠惰な鳥を育てています。飼料のヒマワリは年々高騰し大変です。

リスには全く出逢えず、この近くに居なくなったのでしょうか。冬場に足跡を探してベランダに呼び込むようにやってみます。

森の木は20年もたった今、大きく育ち、中には朽ち始め、日照にも問題が発生、程よい庭を維持するために休む暇はありません。楽しい森の暮らしです。

人の世は色々な考えがあり、色々な学問があり、色々な専門家がいて、色々な研究者や色々な技術者が色々と優れた仕事をしていることは理解できますが、まだまだ解らないことだらけ。指導者(支配者)がどのように導くかで、どうなるか決まっていくことも理解できます。多分、右左ぶれながら人類が理想に向かって進んでくれるように信じるしかないのでしょう。とは云うものの色々な理想があるでしょうし、大きな間違いが無いことを祈るばかりです。

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