黒姫便り 20.08.16.


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長い梅雨がやっと開けました。陽光がこんなに力強く眩しいものか、改めて驚いています。

ここの梅雨は雨が少なく思いのほか快適な地だったのですが、今年はたびたび襲う豪雨と晴れ間を見せない毎日でした。そのせいか雑草の茂りは弱く、私道の草刈りをせずに草丈20cmの野道となっています。

只でさえ樹木に覆われ貧弱な陽光の畑、野菜も光を求めてひょろひょろと伸びるだけ伸び実りは僅か、ズッキーニ5、6本、キュウリ数本、モロッコインゲン十数本の収穫。モロッコはつるありと間違ってつるなしの二種類を育てたが、つる無しは地面にへばりつき日照不足で実りは悪かった。キュウリは養分不足か葉のほとんどが枯れてしまい数枚の葉が残るのみ。エダマメは教科書の通り先を詰めたのに、いたずらに伸びるだけ、平べったいさやをしごくようにこじって豆を出しエダマメを味わいました。

庭にはベルガモットの花が湿り気の多い半日陰の土地に合うのか、毎年花を付け外来種ですが、この地に溶け込み緑の中に鮮やかな赤で存在を示しています。

ウバユリはそれよりも高く花を付けています。この白い花は数日で萎れ、実になり、秋になると膨らんではじけ種を撒き散らします。

山荘の基礎は雪に埋もれないように高くまるで地下室のようになっています。便利な物置にもなっています。ここコロナ禍で客人の訪れがなく時間のゆとりが十分に出来たので地下の整理をしました。いつものようにヘビの抜け殻が今年は大が二本、天井の電気配線に絡まっていました。コンクリートに覆われ出入り口はしっかりとしたドアが付いているのに、いったいどこから侵入して来るのでしょうか。乱雑に置かれた段ボール箱やかびた木材をどかして地面の穴を探りますが、まったく発見できません。水道管も下水配管周りも充分にチェック、通り道は見つかりません。壁の空気抜き窓はプラスチックの枠がかじられてネズミの出入りが可能な感じ、金網でふさぎました。ヘビは無理でしょう。どこかの何かがあるはずなのに。謎。

図鑑には脱皮は水が無いとできないとか、給湯器から余分の水が出ることが有り、シンクに溜まっていましたので水はけを良くしておきました。へびは苦手です。

小動物は今回は全く出逢いませんでした。リスは昨年の3月に餌台に来たのを最後に現れていません。今年の冬、リスを見つけ呼びこまないといけません。残念です。鳥たちは毎日ヒマワリを食べに来ます。メジロの集団が毎朝通り過ぎていきます。秋の訪れがもう来るのでしょうか。平地では猛烈な暑さとのこと、ここは17-27℃と幸せです。

コロナ禍はあらゆる方面の方々、医者、技術者、専門家、政治家、経済学者、思想家、、、お笑い、マスコミ、色々な人達が研究考察し解決策を練らなければならないのに、全体を纏める人が不在、存在していないからか、なんともいけませんな。責任を取らない。これが日本なのか。高齢者は自ら考えて行動しましょう。

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アオダイショウの抜け殻と右クリックで子供のアオダイショウ、肌のガラが違います。幼年時は毒蛇のデザインを真似て、恐ろしそうな姿です。本当ですか。