黒姫便り 19.12.11.


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やっと冬らしくなりました。黒姫山の頂は薄っすらと白くなり、妙高山頂は白く固まったようです。ここ富士里牧場の牛達は牧舎の中、牧場は雪が積もり雪が解け霧に包まれ、冬の姿に徐々に変化してきました。

山荘にも雪がやって来ました。枝に降り付いた雪が、みすぼらしく葉を落とした木々を、おとぎの世界のように変身させ、陽が昇につれ、大粒の綿になって散り、消えていきます。クリスマスのころには根雪になります。

森は寿命を迎えた木が多くなったのか、重い雪のせいか、倒木や落枝が目立ち、細いものから太いものまで薪材になるもを集め、整理に苦労し、嬉しい悲鳴を上げています。

まだ薪に加工されない材を急ぎ切断、薪割機で裁断、薪置き場に積み上げました。この作業は足腰に響きます。

電動の薪割機は、3,40cmに切った枝や丸太をセットし、モーターが油圧を発生、ピストンを動かし、鉄のくさびに押し込んで割るという、強力で頼もしい道具です。

そんな作業中、桜材を割った所、幹の朽ちた穴に昆虫の成虫が50匹ほど集団越冬に入っていました。ハチは単独で女王バチが越冬に入ると思っていましたので、どのような状況なのでしょうか。お尻の針が目立たないので、ハバチの一種かも知れませんがネットでは見つかりません。きっと害虫と言われ嫌われているのでしょうが、折角集まって頑張っているようなので、そのまま元に戻して地面に放置しました。どうなるでしょうか。

温暖化は重いドカ雪が降る可能性が高く、着雪で木々が痛めつけら、倒木が多くなります。大雨は大雪となります。

1週間も2週間も空になった給餌台のひまわり、補充して1,2時間で鳥たちが集まってきます。巡回しているようです。

2019年が令和1年と呼ぶようになり、なんだか叱られそうですが、昭和、平成、令和と換算が上手くできません。平穏な新象徴であられますよう。世界中こちらの真実と、あちらの真実がぶつかり合い、何が真実か判断できませんが、令和が冷和になりませんよう。

黒姫便り、読んでいただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。

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