黒姫便り 18.06.03.


クリックで拡大

雲の白、空の青、山の緑、初夏のよう、牧場には春生まれた牛たちが競う合って牧草をむさぼり食べ、遠く高妻と妙高の山頂には、まだ少し雪が残っています。

ログは生い茂った木々と雑草に包まれ太陽の強い光を受けて暑そうです。と、思ったら朝方は10℃ぐらいに下がり、心配したように5月連休明けの寒波でキュウリは全滅に近い状態、8本のうち3本が辛うじて縮れた葉を残し、なんとか成長しそうです。モロッコインゲンは寒さに耐え伸びています。ズッキーニは順調。ダイコンは葉が大きくなりました。レタスは丈夫です。寒さ暑さの変化が激しい気候と日照不足と条件の悪い畑ですが、だましだまし育っています。

畑の隅に青くアヤメ咲いています。その写真の奥に茂る葉っぱはルバーブでこの茎を砂糖で煮てジャムにします。茎は緑と赤があり見た目から赤が人気です。

畑から外れると雑草が争って生えています。季節に合わせて短い周期で次から次へと占有する草が違ってきます。今はシロハナヘビイチゴの白い花、背高の白い花はヒメジオン、淡いピンクの花のハルジオン、地面に根ずいたオオバコ、所かまわず伸びる薄紫の可愛い花を付けるカキドオシ、鎌首のような黒い筋の入った花のようなマムシグサ、、、などなど。

木々の花はこの週、薄桃色のタニウツギが満開、写真の右橙の花はレンゲツツジ、目立つのは咲き始めた薄緑の白いヤマボウシ、次々に花をつけます。

給餌台には野鳥はほとんど来ませんがリスだけは様子を伺いながら餌を独り占めしています。野鳥は子育てで大忙し、山荘周りの巣箱には残念、今年はだれも見向きもしてくれません。キビタキのおおらかな声が良く響き、ホオジロや深夜でも鳴くホトトギスの声が、(これは誰でも判ります)聞こえます。

日が差し暖かくなるとハルゼミが鳴き、それに合わせてかカエルが鳴き騒がしいひと時が、それが突然止まり静かになります。

ベランダに置いたダンボール箱の手掛け切込みを入り口にしてスズメバチが出入り、箱の天井に球状建設中の巣を発見、除去しました。これからは空き家の巣箱や箱や物を置いた隙間や軒下や地下に蜂が巣を作り始め要注意、早めに退治が鉄則です。

部屋の中では、5mmくらいのちぎったヒジキのような小さな黒い物が転がっていました。これはネズミの糞です。いったいどこから侵入して来たのでしょうか。以前徹底的にネズミが通れそうな穴を全て塞いだつもりでしたが、入ってしまいました。ピーナツの袋が破れています。台所に潜んでいるようです。早速捕まえようと紙箱の仕掛けや掃除機のパイプのトラップ、ペットボトルの罠など作り様子を見ましたが、全然反応しません。どうしても生け捕りできません。毎日うろうろしているようです。とうとうしびれを切らし粘着ネズミ捕りを購入、夕方通り道に置き食事を終えシンクの下の粘着板に黒いものが、あっという間にネズミは動けなくなっていました。ヒメネズミで胴体4cmぐらいの可愛いやつで、少しこいつは頭が良かったのか生け捕り罠にかからず粘着で確保され、残念なことになってしまいました。ごめん。このお陰で台所が清掃、整頓されました。

日本はうそつきが正常な世界になったようです。大の大人が組織を守るために大ウソを付き合う、ばれれば、その方が喜ばれるからと、いやな世になってしまいました。国長の姿勢が右に倣えの30%の国民で世があらぬ方向に動いてしまう危うい時代になったようです。

私はサッカーが好きでワールドカップでワクワク落ち着かない日を送るはずだったのが、今は寂しいだけとなりました。意思の疎通がとれない、そんな監督はいらないと。もっと自分を出してほしい。ゴールが見えたらとにかくシュートだ。点をとれ。

クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大
クリックで拡大