黒姫便り 17.09.15.


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夏らしい夏を味わうことのない夏でした。森全体がしっとりと水分を含み、まだ濃い緑に覆われていますが樹木の枝先がわずかに紅葉し、風が吹くと木の葉が静かに落ち秋の気配も見せています。

勝手に育ての畑では、キュウリやモロッコインゲンは先ず先ずのできばえ、今まで受粉さえしてやれば放って置いても次々と成っていたズッキーニの育ちが良くありません。今年の作物の収穫は今日で終了、ズッキーニは5本、小さいのは数本、キュウリは5本に小さいのが6本、モロッコは4,50個。葉物のチンゲンサイやツミナは虫がつかず順調に育っています。コカブも次回に収穫できるでしょう。ミョウガは例年通り200本以上、オオバは雑草のように育っています。山荘の周りではミズのこぶや(ウワバミソウ)やヤマイモのムカゴで実りの秋が感じられます。ご飯がおいしい。

昨年たわわに実を付けたミズキは不作、ヤマボウシは赤い実をつけ、ヤマグリも成っているが果たして熊の食料は足りるのでしょうか。

野草はキツリフネソウや紫のツリフネソウは水を得て生き生きと茂っています。写真はツリガネニンジン、1mほど伸び鈴のような花をつけます。アザミなど色々な野草が咲いています。

20年近く経つベランダの手すりが手入れが悪くて腐ってしまいました。ログを組む時点で丁寧に防腐剤を塗布すべきでしたが、穴が開くほどにぼろぼろになり、そこで実験的修理をしてみました。普通、腐食部分の修正にはエポキシ系の樹脂を流し込んで修理するらしいのですが、手に入りません。たまたまホームセンターで目にした風呂場用防水セメントを詰めてみてはと思い、これを流し込んでみました。さてどのようになるのでしょうか。数年前のログの腐食の修理にセメントを流し込み補修し、今のところ原型を保っています。防水セメントの効果はどうでしょうか。楽しみです。

Jアラートが長野でも鳴ったらしく、信濃町でも鳴ったのでしょうか、まったく気が付きませんでした。9条を誇りに思う私として、どう解決するのか考えるだけは考えていますが、世が動く訳はありません。

餌台には鳥達が時々食べに来ます、その中で静かにじっとたたずむ鳥がいます。どうも哲学をしているようです。人間ってやつは馬鹿だなっと。リスも餌があるかどうか確かめに覗きに来ます。

長野のTVでは御嶽海の応援で燃えています。もうスタッドレスタイヤや除雪機の宣伝が流れています。来月は秋の便りになるでしょう。

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