なかなか夏になりません。黒姫は雲の中、牧場に珍しく紫のアヤメらしき花が咲いています。毎日のように明け方にかけて、時々大粒の雨が降り地面は、たっぷりと水を含み、私道を横切る水筋が小さな沢となって枯れずにしばらく流れています。
勝手に育ての畑は、太陽の姿があまり見せないせいか期待したほど育っていません。先月しばらく手入れができないので数センチのズッキーニを全部取ってしまい巨大ズッキーニできないように気を利かせたのですが、小さな実だけで、大きくなっていません。今年は苗作りが遅くなり植え付けが5月末で、この影響があったのかもしれません。ズッキーニは育ちが悪く今回やっと4本の収穫できました。
とは言うものの、キュウリはまあ順調に育ち、十数本の収穫、モロッコインゲンも次から次へと実を付けています。放置していたダイコンにトウが立ち味はどうなったか心配でしたがおろして美味しく頂けました。葉物のコリアンダーやルッコラや菜っ葉は花芽付き食できず、雑草に強い種が採れるかもしれません。サラダにはソバの双葉を食べました。
ブルーベリーは雪で散々痛めつけられていましたが、しっかり実を付けてくれました。
庭を散歩すると地面に鮮やかな橙が、これだけは間違えにくいキノコ、そうです、タマゴダケです。写真の白いキノコはテングダケで毒キノコです。他にもっと鮮やかものにベニテングダケがきれいですが最近は目にしません。勿論毒キノコです。タマゴタケはソテェーにして頂きました。今年はキノコがたくさん出るかもしれません。ベランダのログに白い立派なキノコが出ました。
サルスベリのような木、リョウブの白い花が満開、少し散りかけています。幼鳥たちの集団、シジュウカラやコガラやゴジュウカラ、メジロなど、まだ柄がはっきりしない鳥たちが枝にぶら下がったり、つついたり、逆さまになったり、ほじくったり、遊んでいるのか餌を探しているのか大騒ぎです。このリョウブの実は寒い冬の間で鳥たちの貴重な食料になります。
餌台のヒマワリはリスが3日に一回ぐらいに食べに来ます。小鳥も思い出したように食べに来ます。
先月、クマ棚ができたことで熊がこの付近をうろついているようですが、8月16日ニュースでこの地区の山中で、仕掛けたイノシシ駆除の罠に、子熊が掛り必死に母の助けを求め叫んでいたのを見つけた仕掛け人がそばにいた母熊に襲われ怪我をしたとのこと。その後危険なので猟友会は激しく鳴き叫ぶ子熊を殺処分したとのこと。猟師の素人のような行動にいささか疑問に思いました。子をなくした母親が平穏でありますように、朝夕は特に注意しなければいけません。
このまま秋になってしまうのでしょうか。次回の作物がどうなっているか楽しみです。
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