黒姫便り 17.01.18.


クリックで拡大

1月13日大寒波が来るという警告を聞きながら山荘に向う。碓氷峠のあの痛ましい事故現場を通り過ぎ、バスがニュートラルのままで突っ込んだ話を思い浮かべながら、走る凶器といわれる車を相変わらず設計販売している世を、実に馬鹿馬鹿しいと、高齢者ドライバーの有りえない事故を思い浮かべながら、人が単に間違ってそのまま人を殺める車など設計販売するなど、金儲けかと思いながら、ひたすら走る。自分の運転は怪しく人の事は言えないが、今の人はいとも簡単にカーブを切り、速くて着いていけない。信濃町に入ると雪景色。山荘入り口の道は20cm程の雪。

次の朝、音も無く雨のような細かい雪が降り続いている。積雪70cm。除雪車が明け方入ったようだ。給餌台の餌を入れてやると早速ゴジュウガラがおらが餌場と食べに来る。この日から4日間静かに細かな雪が降り続いた。

クリックで拡大 クリックで拡大
屋根の雪の自然落下

クリックで拡大

雪は木々の枝幹にやんわりとへばりつき、山荘は夏の緑に換わって雪の白に包まれて枯れ木で見通せた周りは何も見えず孤島化する。除雪車は午前3時ごろと午後2時ごろと一日2回丁寧に雪をかいてくれる。大変な作業で感謝する。我が家は砂利道なので道を削らないように雪を残して表面だけ除雪してもらっている。そこで除雪車が通ると車が埋まってしまい、駐車グランドレベルが下がってしまい、毎回車を掘り起こし、駐車面に雪を敷き、道との高さを保っている。この作業が17日まで続いた。積雪130cm。

18日朝、明るい、雪が止み晴れ間が見える。屋根に積もった雪は70cmか、中々落ちない。ログの垂木の幅が25cmでかなり頑丈で、この程度の雪などものともしないが、稀にびっしと木がきしむ音がする。屋根が厚く断熱材をしっかり入れたので暖まらず、部屋で毎日のように薪ストーブを焚き、3日目にやっと一部雪が落ちた。もう少し屋根に熱が伝わるように、その兼ね合いが難しいが、施工すべきだったかもしれない。

餌台のヒマワリに小鳥達が大勢集まり自然環境を壊す悪人化しているが、このエゴを許してもらおう。餌が無くなるとジイジイジイと催促するのです。新雪が積もった雪面にはウサギもキツネもタヌキも足跡はありません。うっかり外に出たら埋もれてしまうでしょう。今日の晴れで雪が締まりきっと今晩あたりは動物達が徘徊するのでしょう。

世の中世界中変な感じになって、地球は一つなのに、人間は本当に馬鹿なのか。

今年もよろしくお願いします。

クリックで拡大 クリックで拡大
テラスの雪をとった庭の景色。豪快な除雪車。
クリックで拡大
ヒマワリを催促するヤマガラ、ほんと?