一際目立つ黄色いアブラチャンの花が枯れ朽ちた森に一番に春の兆しを示し、見上げるとヤマネコヤナギか楕円の花を付け、この冬切り倒したミズキ?の切り株から溢れ出す樹液が春の始まりを告げています。下界では桜が散り始めた今、山はやっとツクシが頭が開き、カタクリの締まった蕾が今にも開きそうに、ギョウジャニンニクの葉が育ち始め、いよいよ美味しい山菜の到来となりました。とは言うものの、タラノメは枯れた枝にしか見えません。注意深く見ると、微かな突起がタラノメの芽の元のようです。コシアブラもいったいどこから芽が出てくるのでしょうか、ほんの少しの突起が芽のようです。昨年の今頃はまだ残雪に覆われ冬と春の狭間でしたが、今日の雨で除雪の雪山が高さ70cmほど、屋根からの雪山は南側は消え、北側は数センチ。来週には爆発的な芽吹きが始まることでしょう。さて5月連休の山菜取りは、楽しめるのでしょうか。
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