黒姫便り 16.02.04.


クリックで拡大 牧場から見た霊仙寺山

陽射しを受けて屋根の雪が滑り落ちロフトの天窓が明るくなり、樹幹を通して霊仙寺山が顔を出しました。山荘から北方向には黒姫山(2053m)、西側に霊仙寺山(1875m)、その奥に見えませんが峰続で飯綱山(1917m)があります。以前は天窓から首を出せば黒姫山の頂が望めたのですが、周りの樹木が成長して見えなくなってしまいました。全貌は牧場側に出ないと見えません。少ない雪とは言え黒姫山は冬山の業を示しています。

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山荘の僅かな空間に勝手に育ての小さな畑があり、落ち葉を貯め、コンポストに野菜くずや残飯を入れ肥料をつくり有機肥料と洒落込んで野菜を育ててきましたが、お隣の畑と比べるといつも惨めな成長で、明らかに陽光に問題がありそうです。当初はまだ樹木が小さく、ある程度の日照があったのですが18年経った今では、木漏れ日の畑になってしまいました。畑の南には立派になったミズキか?白い花で赤い実がなる木が畑に日陰を作り、心苦しいのですが、切る事にしました。隣人の専門家に頼み切り倒してもらいました。薪にすれば一ヶ月分は優にありそうです。これで今年の収穫が期待されます。5月連休明けに作物の植え付けをします。急ぐと霜にやられてしまいます。

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積雪はやっと70cmと昨年の2分の1です。明け方は−5,6℃と冷え込みますが陽が射せば+2,3℃となり暖かい感じです。庭をキツネが2匹親子なのか夫婦なのかじゃれあって通り過ぎて行きました。白いウサギも見受けられます。2週間ほど留守をして空っぽになったベランダの餌場に、ヒマワリを補充して数日すると、どこからか一羽の鳥が食べ始め、なぜか2,3日すると大勢の鳥が集り賑わってきます。うっかり最初の鳥が今日は美味しい物を食べちゃったと仲間に言ったのかもしれません。リスはまだ現れません。

今年は薪作りで忙しくなりそうです。