黒姫便り 16.01.05.


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謹賀新年2016年

恵みの雪が20cmほど積もり白い正月を迎えました。暖冬とはいえ地球環境、自然界人間界の今が何やら怪しい方向に向こうとしているようです。山荘の近辺は少しずつ人手が入ってきましたが、周辺はまだ自然な森の様子を残しています。近所の白樺が倒れ、ウリハダカエデが枯れています。樹齢20年で枯れる木があるといいますが、寿命を迎えたのでしょうか。こんもりと茂る森も趣があっていいのですが、畑の作物が育ちません。今冬は思い切って日陰になるミズキ?の直径30cmの大木を切り倒そうと考えています。倒す方向を吟味しないと電線を切つたり樹木を傷つけたり危険な作業になりそうです。薪が増えるは嬉しいですが。昨年の後半は給餌台のヒマワリが絶えていましたが、餌を入れてから3日ほどでゴジュウカラが訪れ、その後今までと変わらずガラ類が集まって来ます。

しかし、リスはまだ姿を現しません。雪面の足跡を探して見てもウサギやキツネやタヌキやネコなどがありますが、リスは発見できません。ふと窓を覗くと、キツネが道で犬のようにのんびりと座って周りを見ていました。思わずどこの犬かしらと疑ったのですが、太い尻尾を真っ直ぐに横に張り一直線に歩く姿から間違いなくキツネでした。

数年前玄関近くで春先目を覚ましたヤマネに出くわしたのですが、いったいどこで冬眠していたのか探って見ました。どうも玄関下の稲わらを積んである所がねぐらではないかと、それ以来片付けることなく、そのままそっとして置いています。毎冬ねぐらにしていることを願います。

こんな感じでまた地球は太陽の周りを回り続けます。山荘の周りは何が起こるでしょうか。たわいのない話でこの便りが進みます。どうかよろしくお付き合いください。