黒姫便り 14.10.19.


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信濃町の黄金の実り。左手黒姫山右手妙高山、後方に見えませんが今も活動している火打山、ここも火山地帯です。今年は何回も小さな地震が王滝地区で発生していました。これが兆候だったのでしょうか、まさか木曽の御嶽が噴火爆発するとは思いもよりませんでした。子供が小さい頃登頂、山頂から確かに噴煙が上がっていました。学者が予知できないと本音を述べていましたが、人間の知恵など微々たるもの常に自然の脅威を忘れてはなりません。

ここでは事も無く台風19号が通り過ぎ、森の木々は風が吹くたびに葉を落とし日ごと色づき、少しづつ秋らしくなってきました。得体の知れないキノコが生え気味悪く手が出ませんが、我が家の自然栽培のナメコとクリタケだけが安心して食べられ味噌汁の具となりました。

勝手に育ての畑には巨大な1本と並3本のズッキーニと、キュウリはひねた2本と料亭用にふさわしい小指ほどのが4個で、エゴマやシソはウサギさんがかじったのでしょう茎だけ、カブやダイコンは日照不足で小さくこれからはたして大きくなるやら寒さとの戦い、今年の作物はこれにて終了。お隣の畑は角地で太陽がさんさんと降り注ぎ野菜の緑が目に沁みる出来栄え、嗚呼これでは我が勝手に育ての畑は、木を切り倒して日照を確保しない限り勝手には育ちませんと野菜が言っています。

この時期になるとなぜか虫食いが有る訳でもないのにアオゲラがログをつつき音がログ中響き渡ります。

紅葉したタラノ木の葉に緑が美しいカエルが暖をとっていました。

真冬に倒れた白樺を輪切りにし薪作りに励み、近所から頂いた間伐材も少しずつ切り、割り、積み上げ、豊かな気分で程よい汗をかき楽しんでいます。そんな時見つけた虫を紹介しましょう。ちょっと怖いですよ。

キツリフネソウ
リンドウ

ノササゲ

生まれて初めてこんなおどおどしい虫に逢ったことはありません。大きさは、意外と小さいく胴体は5mmほど、立派なハサミを持ち足は8本、サソリのような姿で挟まれたら痛そうです。昆虫ではないようです。ダニみたいに刺すのでしょうか。調べて見ると、カニムシとなんとも分かり良いネーミング、普通見つけるのが難しいそうで、ちょっとラッキーと喜ぶべきかも。自然界知らないことばかり、自然界の脅威も然ることながら、人間界も大変、アベノミックス、エボラ、イスラム、フクシマ、、、、、