この写真の黒姫山はまだ夏を引きずっているようですが朝晩は寒さを感じるぐらい秋の気配が迫ってきています。森の木々の梢を吹き抜ける風は波が押し迫るように息づき、北の声が聞こえるようです。晴れ間の少なかったこの夏に比べ、陽の光が眩しく爽やかな秋が続いています。
森は大運動会のようにヒヨドリや名も知れぬ鳥達が集団になって、賑やかに騒ぎ秋の実りを満喫しているかのようです。毛虫に食いつぶされたにもかかわらず樹木にはいつものように実がなっているようです。なぜか、食べ物に飽きたのか、いきなり鳥達の大騒ぎの声が止り、静寂になってしまいます。こんな毎日が繰り返し続いています。
ベランダの餌台にはシジュウカラやヤマガラ、ゴジュウガラがひっきりなしにやって来ます。リスも来るはずですが確認できていません。町の熊目撃情報が二三日おきに発表されています。山の餌が少ないのでしょうか。近くの山栗の木には実が見当たりませんが、クルミは少なめかもしれませんが実が付いています。ドングリは少ないかもしれません。
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