黒姫便り 11.08.20.

勝手に育ての畑、8月1日初収穫。ズッキーニ4本、キュウリ大小1篭、モロッコインゲン少々。カラスにつつかれ2度目の遅い種まきにもかかわらず良く育ってくれた。農家の話では7月は日照が少なくトウモロコシやインゲンの育ちが悪いとのこと。8月に入りやっと陽射しが強くなり作物が育ち始めたそうだ。我が畑はズッキーニは順調に育ち、キュウリは何本かは育ったが今は肥料不足でひねくれた実が生っている。モロッコは大きく成らず虫つきも多く不作、とは言え食卓を賑わしてくれた。秋は青虫との戦いにほぼ終符子を打った大根が育つ予定だ。


今年は特にリョウブの白い花が咲き乱れ蝶や蜂や蛾が飛び交っている。ミヤマカラスアゲハが毎日数羽せっせと蜜を吸っている。このリョウブの白い花は実となり冬場の小鳥の餌になる。夜は光を求めて蛾や虫が集り、昼間は毛虫や青虫が這いずりまわり、さなぎになる場所を探している。下界の異常な暑さとは裏腹に過ごしやすい快適な毎日を過ごさせてもらった。もちろんセミもせっせと鳴き夏を彩っている。


そんな夏が昨日の雨を境にどこかに飛んでいってしまいました。8月20日、セミの声もなく静かで冷たい雨にぬれ、ティーシャツに長袖を羽織り、じっとしています。