黒姫便り 09.08.23.

8月12日朝、日差しがまぶしい。はっきりしない梅雨が明けたようです。1週間ぶりの山荘、勝手に育った野菜は、キュウリ、モロッコ、ズッキーニとブルーベリー。モロッコは日照不足から黒いカビのような物が生え不作、ブルーベリーは少ないながらジャムになった。ダイコンはひょろひょろの双葉、ソバの芽は出ているがまばらで種が古いせいもあるが、まただれか食べているのかもしれません。ミョウガだけは落ち葉を掻き分けて次から次に芽を出し豊作。

ほら、案の定かわいいホオジロの親子がソバの種を食べに来ています。この時期にも小鳥達の巣立ちがあるのでしょうか。他に、まだ見繕いのできていないボサボサノのシジュウカラが羽を震わせて騒がしく鳴き、もう一羽が青虫を与えていました。
 日が差すと鳴き始めていたセミが、今年はのべつなく鳴き、うるさい感じだ。これも日照不足の表われかもしれません。
 部屋にはクロアリが大発生、右往左往、やむなくスプレーと掃除機で駆除、とんだ毎日です。


別荘地内の道は濁流に流されたように砂利と小枝が所々島を作り、つい最近豪雨があったようだ。そんな道にミズ(ウワバミソウ)が育っています。早速採集、葉を取り茎とこぶにして茹で、あの粘りのあるミズノコブができあがり。ささやかな山の幸に感謝。
 湿度の高い森には鮮やかなキノコが顔を出しています。ここのところ毒々しいベニテングタケが出てきません。今回は白いのがコシロオニタケ、橙色のがタマゴタケです。

コシロオニタケ タマゴタケ

ツルリンドウ ツルニンジン

まだ黄色や白い花が多いが、そろそろ紫の花、リンドウやトリカブトが咲き始めるでしょう。散歩の途中で見つけたツルリンドウとツルニンジン。ああノアザミは紫、たくさん咲いています。秋がもう間近に迫っています。

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