クスコ観光し標高0m、帰船


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標高3400mでの一泊。広い部屋揺れないベッドで落ち着かず眠りは浅いが、取り立てて気になる高度障害には襲われず朝を迎えた。久しぶりに新鮮な朝食を頂くがKは胃腸の調子が今一、どうもこれも障害の一つ。

午前中は、16世紀スペイン侵略で金銀の造形物は溶かされ地金にされて奪われ、神殿は破壊され、その上に教会を建て、スペイン風になったクスコの街並みにインカの石の文化を確認する観光に出る。南米に来ると過去の欧米の侵略の横暴さに目を見張るが、どっこい現在も続いており、南米諸国の貧困の戦いの政権争いに中国まで干渉しだし、どのような国造りが、それぞれの国にぴったりなのか民主主義の枠組みの中で戦っている話を講座で聞く。日本もどの道を選ぶのだろうか。

カソリックが根付きスペイン語が公用語になった町でも、先祖の太陽の神を祭る式典は毎年守られているという。

装甲車みたいのを時々見かける。たむろしているのは飼い犬だそうで、誰がボスなのか、秩序が守られている。青信号に秒表示が、よく見ると赤信号にも付いているが無茶な運転は見かけない。

インカ文明とは、解らん、勉強していないし、多分勉強しないなあ。

ツアーで辛いのは短時間のトイレストップがおみやげ物屋、Nはゆっくり吟味して買い物ができないし、期待していた専門店には訪問できず残念そう。まあ、しかたがない、Kは埠頭のテント村で店じまいディスカウントを狙って値段交渉をするが、敵もガードが固い、4ドルが3ドル、10ドルが8ドル、なんだ8掛けか。もっと街路の子供から買えばよかったかなあ、本当に働く子供達のためになるか分からないが。

マチュピチュの余韻を大切にしながら、船は太平洋横断の長い旅に出た。文が冴えないのも高度障害の一種か。

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