リマ旧市内観光


パナマ運河を出て4日目、船は色とりどりの旗で着飾って、ペルーのカヤオ港、貨物船集る埠頭に接岸。見渡せば港は改造工事中で騒々しい。穀物の荷降ろしの大型ホッパーが船の脇に止めてあり、貨物トレーラが行き来し危険な為、港内は徒歩移動禁止。カヤオ市内周辺は治安が非常に悪いと言われ、シャトルバスで港ゲートに、外出はタクシーを使用、港で乗ったタクシーを待たせておいて戻らないとリマ市内のタクシーは港に来たがらないと言う。埠頭には土産物屋テントが設置され無理に移動しなくても買い物が楽しめるように配慮されている。今回は自由行動は控えて、歩行少なめリマ旧市内半日観光のツアーに参加した。バスは狭く雑然とした通路を、検問厳しい港内をすり抜け、カヤオ市内から首都リマへ進む。カヤオの道に堂々とミニサッカーのゴールが置かれ、道中にフットサルのコートが目に入る。ガラスの破片を埋め込んだ塀に囲まれ、電柵まで設置されて家屋が多い。電線を守る為なのか途中に針の山のようなトゲを付けた電柱には驚かされた。
ラファエル・ラルコ考古学博物館で昼食。ペルー名物の 生魚を塩とライムでしめたセビッチェ、牛肉をトマト、玉葱、醤油で煮込んだロモサルタード フライドポテト、ご飯付き。スイカ、パパイヤ、パイナップルの果物。飲み物はピスコ(ブドウの蒸留酒+あわ立てた卵白+ライム)これは口当たりが良く美味。クスケーニャビール、そしてコカコーラが唯一現地の飲み物を越える事ができなかったインカ・コーラ(黄色い色をしていて甘〜い)・・・しかしながら今はコカコーラに買収されたそうだ。ペルー料理はシンプルで素材が生きていて 日本人の口に合うと思う。食後、博物館を見学、スペイン時代以前の怪しい考古物を観賞。スペイン統治時代の面影が残った旧市内をスペイン風の出窓がある建物をバス車窓から観光、衛兵が構える大統領官邸を見る。これもスペイン時代の物らしいが、野蛮な意地を張っている感じだ。数箇所教会を見る。マリア様を祭る12月が迫っており街中は賑わっている様子だ。サッカースタジアムを通り過ぎる。民芸市場でも怪しいレプリカが販売されている。夕日が落ちる頃、船の我が家に帰宅。

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