パナマ運河鉄道でパナマシティへ


太平洋に渡るパナマ運河の入口、コロン市クリストバルのコロン・ドスミル・クルーズターミナルにドリーム号は短い埠頭をはみ出して接岸。一足早くパナマ運河鉄道で太平洋岸のパナマの観光ツアーに参加。船からコロン駅までバスで。コロンの街には殆んど信号がなく車はお互いに騙しながら通行、歩行者は車の間隙を縫って渡り、尋常な精神の持ち主では車も歩きも気が持たないだろう。列車は観光に利用されPB貸切。レトロなゆったりとした車内でコーヒーとスナックのサービスを受けながら運河と平行して走る。生い茂ったジャングルの切れ間に運河を見ながら楽しんでいるうちに、線路が二手に分かれ列車が停止。この線は貨物優先だそうだ。10分は待っただろうか、コンテナー満載の100両近い貨物列車が轟音を立てて通り過ぎて行く。まだこちらも北半球、秋の訪れかススキの穂がたなびいている。運河では航行する大型貨物船に逢い、所々で土木工事をしている。運河の拡張工事が最終を迎えているらしい。列車は1時間45分ほどでパナマシティ駅に到着、米軍が撤退して廃墟化した町を通り。新都市の高層ビルを見ながら、バスは旧市街カスコ・アンティグオ世界遺産(カスコ・ビエホ歴史地区)へ。たまたまデモをやっているから警察官が多いのか、復元中のスペイン植民地時代の街並みを、安心して散策、忙しいながら買い物を楽しむ。スペインも自分達の遺跡が無くならないようにと思ってか援助しているとか。鮮やかな色彩のみやげ物。ペリカンの姿。全員集合、ぞろぞろ歩きでバスに乗り込む。帰りはパナマの渋滞を切り抜け高速道路をひた走り2時間ほどで、混雑激しいコロンの街に入り事故も無く帰船。

なんとか船内の夕食時間に間に合い急ぎ食事を取る。治安が確保されているターミナルの大勢のPB乗船者で賑わうスーパーで定例のアルコールを購入、1本持ち込みに成功。もっとも検問がなかった。自己申告のみ。楽しい旅だった。明日は早朝、ガトゥン閘門に進入、運河を航行し太平洋へ。

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