世界遺産ブルーホール空中遊覧


10月26日朝7時ごろベリーズ沖に投錨。近くに豪華客船も停泊。船は大小にかかわりなく風上に向って舳先を向ける。ベリーズには大型船が接岸できる埠頭が無く沖合いに錨を降ろして停泊。テンダーボートに乗り移り15分ほどで上陸地点ツーリズム・ビレッジへ移動。ここはIDカードの検問が有り、隔離された安全な場所だと言う。バンに便乗、10分ほどで飛行場に。ブルーホールはベリーズおよそ100Km沖合いに鍾乳洞が丸く陥没?深さ300mあるという珊瑚礁に囲まれた海だと言う。フライトへの安全性と非常ドアの開け方や救命胴衣の付け方など注意事項を受け13人乗りのセスナに搭乗。Kはちゃっかり副操縦席に乗り込む。操縦席の爆音は操縦した気分、耳が痛かった。ベリーズの町の上空をかすめ、PBは小さく、豪華客船は大きい。セスナは時々薄っすらと霞む雲を突っ切り、珊瑚礁の海の青さが微妙に変化して行き、30分程してぽっかりと開いた楕円の深い青が目に入った。ブルーホールだ。、、、、写真を見て美しさを想像してください。、、、、、副操縦席は窓が狭くカメラの当て方が窮屈で残念ながらこの程度の写真しか撮れませんでした。と、ほほ。ブルーホールの上空を左右平等に旋回し飛行機の自由な動きを満喫、しっかりとブルーホールが目に焼きついた。1時間強のフライト、場面場面で変わる青と白、紺碧、藍色、コバルトブルー、エメラルドグリーン、トルコブルー、ウルトラマリーン、ターコイスブルー、スカイブルー、とにかく言い尽くせない色に色。

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フライトは午前中で終わり、焼け付く太陽の下、ツーリズム・ビレッジから治安が悪いと言われるベリーズシティに踏み込む。ゴミが散らかっているとか、人がたむろしているとかは無く、不安は感じない。ただ店の入口が暑さを防ぐ為か狭く、判り難く、なかなか奥まで入るには気が引け、脇道に入るのも止め、ただただ表道を歩く。余りにも暑いので木陰で休憩、隣の人に声をかけてみたらアメリカから久しぶりに故郷に帰ったとの話。話の中からこの辺の人達の普通の昼食はと訪ねたら、豆とご飯とチキンだと言う。この近くの飯屋さんはと聞くと分からないと、彼が周りの人に聞いてくれ、公園の警備員がここが良いよとマーケットの中の食堂に案内された。本当に素朴な味だが美味しい。ビールを頼むがノン・アルコールと言う。仕方なく清涼飲料を飲む。噴出す汗が止まらないのでツーリズム・ビレッジへ戻る事にした。橋を渡る川の水が茶色で午前のブルーとの違いに、あの青さが汚れないのかと気になりながら、ブルーホールの青さに酔いながら船に戻った。感激の一日だった。

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