歩道が美しいポンタデルガータ(ポルトガル)


ポンタデルガータってどこにあるのでしょうか。北緯37度西経25度、幅15Km長さ62Km落花生の様な形、ポルトガル本土から1600Km離れた大西洋上に浮かぶ火山、サン・ミギェル島の中心街。人口14万人で、牧畜、パイナップル、農業、特に力を入れているのが観光業、自然を生かした健康志向のリゾート地を目指しているらしい。火山島らしく青や緑の湖や温泉、地熱を活かした料理など、温泉卵はないらしい。今回Tはツアーに参加。二人は町を散策。既にクルーズ埠頭には外国船が、PBの接岸地は貨物船の埠頭、幸いシャトルバスが運行され町の入り口まで運んでくれる。気温22℃程度、薄日が射すものの雲が流れており不安定な天気。一歩港を踏み出すと石畳の丁寧に敷かれたシンプルな幾何学模様の歩道が足を軽やかにする。道路は狭く一方通行が多いが、狭いながら歩道が作られ、石は丸みを帯び僅かながら車道に傾斜しており、うっかりすると車にぶつかりそうになるが散歩ができる。教会も白と黒で輪郭が明瞭で清清しく感じる。多分マリヤ様が航海の安全を図っているような感じでカソリック教会だ。市場を覗き、魚屋には太くて長いウツボが売られており、小さなリンゴとレモンなどを買う。美味しくて安い。歩きつかれキャンパス横のカフェでエスプレッソ2杯で1.3ユーロ。当てずっぽうに歩き、珍しい木の外、椿や杉や竹などが植えられている植物園を見学、中心街に戻り、軽い昼食。スーパーでのワインが庶民の物しか扱っていないのか2,3ユーロものばかり、物価の安い町と感じたが、どんな暮らしかは分からない。極端に太った人男女が大型の電動車椅子で移動しているのに出合い驚いた。地元の人かどうかは分からない。時折思い出したように雨が降り、さっと止み、一瞬吹く風は冷たく秋の気配がする。4時頃帰船。車は日本と違って横断歩道ではしっかり止ってくれ、小さな島のせいか、静かで落ち着いて人ごみの不安は感ぜず大人びた印象だった。18000歩。

さあ、次は10日間掛かってラテンアメリカへ向う。港を出ると大西洋の大きなうねりが襲い、低気圧に向っているのか船は時々地震のように揺れながら南西に進路を取る。船内の歩行は左右に足を取られ踊っているようだ。

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