少し懐かしい水の都ヴェネツィア


航行中、朝早く長靴のかかと辺りのブリンディシ?に緊急入港、急患を搬送、風は強く冷たく冷えてきた。13℃54%。干潟の海は浚渫され大型クルーズ船が入港可能になり、航路には見印の標識杭が立てられて、狭い港に定刻に無事接岸、ヴェネツァ観光が始まった。干潟と言えば杭を抜けば航路が判らず、その昔船の進入を防ぐ要塞でもあったと言う。二人は以前訪れて、お目当てのレストランで食事を取ると言う。私は昔サンタ・ルチーア駅でスパゲティを食べ、橋を渡り一歩足を踏み入れたのみ。乗り合い船でリアルト橋へ。丸太を積んだ工作船がいる。ここからのんびりと町を探索。魚市場を見る。横の教会が楽器博物館らしきものを覗き、絵葉書を出そうと郵便局まで行って出したが、鈍間な仕事振りで時間の浪費且つ切手無し、土産屋さんで切手付き絵葉書を買うのがベストだ。横目でゴンドラを見ながら徘徊。レストランは案内本の場所には無く、移転したらしく違う場所だったがNが聞き当て、ここで昼食。ジャンボトマトが美味いこと。私はおのぼりさんなので水溜りを避けて、サンマルコで塔に昇りピースボートの赤い煙突を確認、狭いエリアにひしめき合って立ち並ぶ家屋の茶色い屋根を眺めた。曇り空でアルプスは見えなかった。豪商達が政治をしたと言うドッカーレ宮殿をゆっくりと見学、時計は24時間刻みだった。ため息の橋を渡り牢獄に。フェニーチェ劇場の近くにあるはずと言うレストランが見つからず諦めかけて、ふと劇場の脇を見たところ発見、軽い夕食を取り、ゆったりとしたヴェネツァを楽しんだ。ラッシュの乗り合い船で、少し道を外し遠回りして帰船。ターミナルのWIFIは遅すぎて使い物にならず、このHPの更新はいつになるやら。急激な寒さで船内は冬物を忘れたとか、冷房の効きすぎで風邪引いたとか、ゴホンゴホンと賑やか。うがい手洗いが必須。

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