わずか半日の寄港・シンガポール


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シンガポールではYMCAの若者160名程と、体験ショートクルーズの方々数十名が下船されるとのこと。ドバイまで少し静かになるかもしれない。

8月31日は自由行動。MRT(地下鉄)で動物園と植物園を巡る計画。入国手続きを終へI案内所で行き方を聞き出発。前回も切符購入に苦労したが今回も参った。タッチパネルの反応が悪い。枯れてきたせいか。大きいお金ではつり銭の計算ができないのか拒否される。運賃2ドルは10ドル札では買えない。馬鹿にするな!入れても入れても10ドル札が戻ってくる。札を裏返しに入れたりしてもダメ。小銭がないと切符が買えないもどかしさ。後ろにいた学生に買い方を聞いたら親切に両替までしてくれ小銭まで出してくれ買えた。学生に感謝。切符はカードで発行され手続き操作をすれば2回目は10セント位割り引かれるらしいが煩雑。動作は鈍くカードは上からお釣りは下から、なんとも情けない機械だ。日本の券売機は素晴らしい。

MRTを乗り換え、停車時の乱暴な運転のバスに乗り、どうも標準的な運転らしい。晴れて動物園に到着。日射が無く気温32℃で耐えられる暑さ。丹念に見学をするには時間と体力がないので巡回トロッコバスで一周。少し歩くと給餌の時間案内で丁度?サルの餌やりに遭遇。係員がサルが住む木の枝に丸太を架けると、サルはのそのそと伝って道の側まで来て餌をもらい食べる。赤ちゃんを抱いた親に2頭のサル、この写真でお判りでしょうか。フェンスらしきもののないのが特徴だという。ほとんどの動物は暑いせいかぐうたら寝ていた。ナイトサファリの隣の飼育エリアで夜のツアーが有名。再びバスに乗り20分ほどで駅に。MRT乗り植物園へ。

地下鉄MRT自動券売機

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ボタニカル・ガーデンと言う名の駅を降りるとすぐ入口が横にあった。見たいオーチャードガーデンはなんと1,1Kmとちょっと遠い。角々に立つ方向案内を確認しながら起伏のある歩道を早足で最後は心臓破り坂を登り、汗をかくことはなく到着。途中今年世界遺産に登録された大木があった。世界遺産に登録される前から日本では大騒ぎになるのに、看板2つ目に入っただけ静かなものだ。流石沢山の種類の蘭が咲き誇っていて大いに満足した。途中イグアナが木に登って行ったり、鳥も近くまで寄ってくるし自然豊かな公園で、ランニングや糞処理道具が見当たらない犬の散歩をしているが人々が大勢いた。午後7時、帰船時刻が迫る。 

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急ぎMRTでハーバーフロントに帰り、食堂のサインを辿って、腹を空かせた3人はホーカーズ(屋台)で食にありつけた。なぜかヒゲが買った一品だけはテイクアウト仕様にパッケージ。タイカレー、鶏飯、ダック焼き飯を分け合いながら、氷がたっぷり入ったグラスに缶ビール注ぎ喉の渇きを潤した。残ったシンガポールドル数十ドルでシャツとウインドーブレーカーを購入。丁寧な店員がこちらは時間が迫ってそわそわしているのにタックスフリーの手続きしてくれ、やきもきしながら、もう2ドルでTシャツが買えますよと勧められ買い、残金処理完了。出国手続きを終え無事帰船時刻15分前に乗船。そうそう 地下鉄に乗ると 若者は真っ先に白髪に席を、次に姉に、遅れてヒゲに譲ってくれる。日本と何と言う違いか。シンガポールはRule by Lawで掟と言うか躾が厳しいようだ。今日は17,097歩と久しぶりの強行軍。軍はいけないなあ、日本軍がとんでもない事をしでかした場所を忘れてはいけない。安心して歩けた多民族国家シンガポールを後にした。

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