横浜港出航


クリックで拡大 満員の通勤電車にもまれ9時過ぎ横浜到着。乗船の手続きでIDカードをもらいパスポートコントロールを無事通過、船室に案内される。ほっとする間もなく出航前の避難訓練。ワンフロアーに500名程集合、大勢の人がいるものだ。取りあえず横浜からスマホをデザリングして送信。

湾をまたぐブリッジを無事通過。部屋は6階の内側窓なし狭い。各々の荷物で足の踏み場も無いが4人部屋に3人なので贅沢は言えない。今日一日掛かってなんとなく普段の生活の場が出来上がった。

船はうねりを少し感じる程度に揺れている。説明会で2つの台風の進路と船の経路の説明が船長からあり、自信をもって快適な航路を取るとの話。今のところ順調なようだ。

22日・午前5時半ごろ突然ガラバタンと激しい横揺れ大きな音で目を覚ました。棚に収めた物がばらばらになって落ちた。ちょっと台風の影響を強く受けたようだ。航路は紀伊半島沖まで沿岸沿いに西南西に、その後南西に進み台風の間を通っている模様。緩やかな揺れが少しあり、時折コンコンと悪路を走行しているような感じに揺れで、海は青く僅かに白波が立ち風が強い。ホールで講座の説明会やらお話で甲板にに出てのんびりする間がなく忙しいが、程よい揺れが眠気を誘う。ウエルカムパーティで久しぶりにネクタイをしめる。

23日・台風による大きな揺れは無かったものの相変わらず揺れては続いている。レストランは3箇所用意され、いわゆるレストランでの夕食は早い組(午後5時半)と遅い組(午後7時組)と別れ我々は早い組。朝食昼食はそれぞれ和風洋風中華風と場所によって違うメニューが用意されている。

24日・しっこく台風の余波を強く受け白波が立ち揺れが続く。時々ハンマーで叩いたような衝撃は波から来るものでパンチングと言うらしい。(ヒゲ記)

88回クルーズの全航海中の乗船者の年齢別を教えてもらった。90歳代ー1名、80歳代ー32、70代ー230、60代ー390、50代ー80.40代ー40、30代ー115、20代ー370、10代ー40、一歳から9歳ー2.最高齢90歳、最小齢2歳。可愛い女の子。参加者の7割が一人参加だそうだ。クルー350名。横浜ーシンガポールの11日間は体験乗船と銘打って募集があったらしく、夫婦で始めての船旅を経験して 若し良かったら 世界一周をしてみたいと言う方々が結構居る。

今回は各国から集ったYMCAの若者150名が乗船していて国際色豊か。シンガポールで降りる。又Resilient Youth Programe という国連との共同プログラムでアジアの災害防災の問題に関わっている人が6名、引きこもりの人々が海外に触れ、色々な経験を通して切り開ければいいな・・・とのグローバル・スクールに12名。面白い取り組みでは 神戸の山手大学で ピースボートで語学をとり、水先案内人の講座に参加すれば12単位取れるという取り組みもある。横浜からシンガポールまでの乗船人数は教えてもらえなかったが 思ったより混んでいる印象はない。(N記)

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